あなたのおうちのセカンドオピニオン
リフォームで笑顔を築く
京都市伏見区の
アーキテクト芳夢です。
ご報告が遅れましたが
8月28日(日)から9月25日(日)まで
地元小栗栖の大地主さん宅の
整理収納をさせていただきました。
お宅を拝見して一番ビックリしたのが
このかまどです↓
絵本でしか見たことがなかったので
感動しました。
約15年前にお父さまが
2年前にお母さまが他界されて
お墓参りと仏壇にお線香をあげる以外は
空き家になっていたお宅なのですが
借り手が見つかったので
庭、本宅、離れ、蔵合わせて
200坪の大きなお宅で
一人では片付けられないとのことで
今回ご依頼がありました。
↑蔵の外観です。
フツーの一軒家よりもはるかに大きいですよね( ̄▽ ̄;)
↑蔵の玄関(右部分)
↑蔵の玄関(左部分)
↑蔵の中はこんなにもモノがあふれていました(T_T)
今回の整理収納の費用は
タイトルの記載通り総額88万(税込)です。
当然驚かれてるでしょうね。
なぜ整理収納に88万もするのでしょうか?
2tトラックでの廃棄処分7回+運搬料
軽トラックでの廃棄処分9回+運搬料
私達の作業手間料・・・が入ってきます。
8月28日(日)~9月25日(日)までで
通った日数11日。
みなさんが思われてるよりも
はるかに廃棄処分代って高いのです。
今回のご依頼主さんは
小栗栖でも1,2を争う
江戸時代からの大地主さんなので
先祖代々からのモノも多かったですが、
私(整理収納アドバイザー)が
日頃お伝えさせていただいているように
『モッタイナイ』
『まだ壊れてない』
『いつか使える』
『○○さんからもらったモノ』と言って
蔵にはたくさんのモノが残されていたのです。
高齢者の方に
整理収納のセミナーをさせていただくと
必ず言われるのが
『着物の処分』なのですが
買うときすごく高かったものって
なかなか捨てられないですよね。
大地主さんのお宅でも
捨てたモノの中で着物も多くて
木箱に入れて蔵で保管してても
ネズミにかじられてたり
フンされてたりでボロボロでした。
あと
おせんべいが入っていたであろう大きな缶
修学旅行生でも来るのか?
と言わんばかりのお客様用布団と毛布と座布団
茶碗や湯飲み、徳利や小鉢などの瀬戸物食器類
おせち料理を入れる重箱
お客様用お膳
茶畑を保有されてて
お茶屋さんを営まれていたので
その時代の帳簿
茶畑に必要な土と肥料
家を建てられた時の大量に余った木材
きっと家を補修するのにいると思って
残されていたのでしょう。
↑写真の通り
木材やか?とツッコみたくなるぐらいありました。
でも時を越え、世代も超えると
それらのモノは『不要な物』でゴミなのです。
そのゴミ処分代に88万もの大金を
息子さんや孫さんに負担させてるとは
天国で見守られていて
すごく悔やまれていると思います。
みなさんも生前整理はお早めに。
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